仮想化技術などを利用し、リソース確保や構成の柔軟性を高めたデータセンター「Software Defined Data Center(SDDC)」。ベンダー各社がさまざまなアプローチで取り組むこのSDDCをどう評価すべきか。5つのポイントを紹介する。
ネットワーク構成や設定をソフトウェアで動的に変更できる「Software Defined Network(SDN)」は、大規模な「Software Defined Data Center(SDDC)」で中心的な役割を果たすようになってきた。
SDDCを支える柱は、プログラム可能であり、ソフトウェアで定義される「サーバ」「ネットワーク」「ストレージ」の3本である。その設定、プロビジョニング、管理は正しく行う必要があるものの、全般的に見れば、ネットワークインフラはプログラム可能な形へと急速にシフトしつつある。
既に一部の企業では、SDDCのメリットと問題点を検討するチームを立ち上げている。SDDCの導入に先立って注意すべき重要なポイントを以下に記す。
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