「Androidデスクトップ」が職場を席巻する日“iOSデスクトップ”登場の可能性も

「Windows 8」搭載端末の導入に二の足を踏む企業が少なくない中、企業端末の有力候補として「Androidデスクトップ」に白羽の矢が立つ。ただし、Windowsの牙城を崩すのは容易ではない。

2014年06月03日 08時00分 公開
[Robert Sheldon,TechTarget]

 「アンドロイドデスクトップ」。まるでSFの小道具のような名前だが、とっくに製品化されている。米Hewlett-Packard(HP)がモバイルOS「Android」搭載のデスクトップ端末(以下、Androidデスクトップ)を投入していることから見ても、ベンダーがAndroidの新たなフロンティアとして、企業デスクトップ市場に狙いを定めているのは明らかだ。

 驚くには当たらないだろう。Androidデスクトップは手ごろな価格、モビリティ中心のプラットフォームなど、さまざまなメリットを提供するからだ。だがこうしたメリットが、Androidデスクトップの企業導入に伴うデメリットを上回るのか否かという問題がある。どちらの結論を出すにしても、意思決定者はよく考えなければならない。

変容するコンピューティング

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...