「Windowsを卒業したい」と考えるユーザーの気持ちをなえさせる現実的な課題ネックになるのは“アプリケーション”

Windowsを捨てるべき理由として、このOSの衰退が声高に叫ばれる。が、だからといって、今利用しているOSとアプリケーションを管理するための新しい方法を探すことを先送りにしていい訳ではない。

2014年09月02日 08時00分 公開
[Gabe Knuth,TechTarget]

 こんなジョークを耳にしたことがあるだろうか。核戦争を生き延びるものが3つある。ゴキブリとTwinkie(※)とWindowsだ。

※Twinkie(トゥインキー) アメリカの国民的お菓子。1930年に量産開始。2012年に製造会社が破産し販売も終了したが、2013年に別会社の下で復活。

 Windowsのくだりは聞いたことがない? ならば、今ここで加えておくべきだ。何しろ、Windowsは当面、この世から消えてしまうことはないからである。

 筆者は数カ月前、少なくとも2020年の1月までは、銃を突き付けられてWindowsの世界から追い出されることはないだろうと書いた。しかし、幾つかの市場データから、その日付はさらに大幅に先延ばしになる可能性が出てきた。

Windows利用の減少率は年率1%以下

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