インターネット接続型デバイスが企業に押し寄せようとしている。IT部門は情報、セキュリティ、インテグレーションに取り組むために大きな1歩を踏み出さなければならない。
「モノのインターネット」(IoT:Internet of Things)デバイスが企業に押し寄せようとしている。IT部門は、間もなく会社のネットワークにあふれ返る何千という「モノ」に対応するための準備が整っていないかもしれない。
接続型デバイスの数は2020年までに7〜10倍に増える見通しだ。その影響でネットワークトラフィックは現在の規模の3〜5倍に増加する。米マサチューセッツ州ノースボロで開かれたカンファレンス「M-Enterprise」のセッションで、米ITコンサルティング企業J. Gold Associatesのアナリスト、ジャック・ゴールド社長はそう予想した。
「(IoTに)対応するための備えがある企業はほとんどない。今あるITリソースには多大な負荷が掛かる。ほとんどのIT部門は(新しいデバイスとトラフィックに)対応できず、ITリソースを劇的に増大させる必要が生じるだろう」(ゴールド氏)
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