データセンターでの活用が進む仮想化技術は、インフラの柔軟性確保だけがメリットではない。仮想環境の特性をうまく生かせば、効率的なセキュリティ対策が可能になる。その方法を示す。
データセンターは、企業の情報システムを支える要となる存在です。企業が事業構造や競争環境の変化に即応すべく、システム環境を迅速に変換/強化するためには、データセンターのインフラに高度な柔軟性が必要になります。つまり、インフラの規模や構成を容易に変更できる仕組みが求められるのです。
高い柔軟性を持つインフラを低コストで実現する手段として活用が進むのが、仮想化技術です。仮想化の適用範囲はサーバにとどまらず、クライアントからネットワークまで拡大。あらゆるリソースを効率よく活用する動きが進みつつあります。
一方で仮想化技術は、セキュリティ対策の在り方にも変化を促します。仮想環境では、物理環境とは異なる仮想環境ならではの特性を生かしたセキュリティ対策を検討することが重要になります。一般的なデータセンターのセキュリティ対策をおさらいしつつ、仮想環境に適したセキュリティ対策の具体像を見ていきましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
CMOが生き残るための鍵は「生産性」――2025年のマーケティング予測10選【中編】
不確実性が高まる中でもマーケターは生産性を高め、成果を出す必要がある。「Marketing D...
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...