誰もが引っかかる? 「iPhone」「iPad」の脆弱性を悪用した驚きの攻撃とはiOSを対象とする「Masque Attack」(1/2 ページ)

「Masque Attack」で発覚したiOSのセキュリティ問題。その攻撃の解説とともに、対策について紹介する。

2015年07月17日 08時00分 公開
[Nick LewisTechTarget]
iOSに発覚した脆弱性はどれほど危険なのか(出典: Appleの製品紹介画像)《クリックで拡大》

 攻撃と無縁なモバイルアプリケーションプラットフォームは存在しない。かつて「最もセキュアなプラットフォーム」と考えられていた米Appleの「iOS」も例外ではない。自分のしていることに害はないとユーザーは考えるかもしれないが、最も慎重なユーザーでさえだまされることもある。

 2014年秋、セキュリティ企業の米FireEyeが発見したiOSの脆弱性では、ダウンロードされた正規のアプリケーションを悪意のあるソフトウェアに置き換えることが可能だった。これができるiOSマルウェアのサンプルが出現したのは、世界でもほぼ初めてだった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...