今後も成長が期待されるユニファイドコミュニケーション市場。同市場の課題や今後登場するであろう技術についてアイ・ティ・アール シニア・アナリストの舘野真人氏に聞いた。
アイ・ティ・アールは、ユニファイドコミュニケーション市場のうち「コラボレーションスイート」「ビジネスソーシャル」「Web会議」の3つの分野に注目している。
コラボレーションスイートは、メールやスケジュール、掲示板など、これまでグループウェアが提供していた機能に加え、ファイル共有やソーシャルなどの機能も備わった製品群だ。グループ内での作業に必要なコミュニケーションインフラとして総合的に利用できるスイート製品のことである。
一方、ビジネスソーシャルは、従業員間や取引先間のコミュニケーション促進などを目的としたソフトウェア。Web会議は、会議資料の共有に重点を置き、データやアプリケーション画面を共有する機能を備えたコラボレーションソフトウェアを指す。またビジネスソーシャルとWeb会議は、「コラボレーションスイート」といった総合製品ではなく、それぞれの分野に特化した専用製品として分類している。
掲載当初、「アイ・ティ・アールでは、ユニファイドコミュニケーション市場を3つに分類している」と記載しておりましたが、誤解がある表現だったため、修正いたしました。読者の皆さまにおわびして訂正いたします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
情報の量と種類が急増する今、社内の各種ツールに散在する情報を単一の保存先で管理することはますます難しくなった。こうした情報を部門を超えて連携させて、効率的に活用するには、どうすればよいのか。4社の事例を基に、解決策を探る。
文書や画像、動画などのコンテンツ管理は、企業の規模が大きくなるにつれて難しくなる。チームやプロジェクトごとに社内外で情報を共有したり、法的保存義務のある文書などを適切に管理したりするには、どのようなアプローチが有効なのか。
あるハウスメーカーでは、約300箇所に展開する展示場と本社との情報共有に課題を抱えていた。従来はLotus Notesの掲示板機能を使用していたが、それでは異なる種類の文章を一元管理できなかったという。同社の解決方法を詳しく解説する。
グローバルで生産販売事業を展開しているあるメーカーでは、既存の文書管理システムの非効率さや、訴訟時のeディスカバリ対応などに課題を抱えていた。同社はこれらの課題を解消すべく、文書管理システム刷新に踏み切った。
業務効率化やコスト削減を目的にさまざまな業務で紙からの脱却が進む中、「取引先の希望でFAXを廃止できない」といったFAX運用の課題を解消すべく、クラウドFAXへの期待が高まっている。その導入メリットを解説する。
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...