「MOOC」をはじめとするオンライン学習の普及が、教員の在り方を変えるのか? 教育ITの実践とノウハウを紹介する「iTeachers TV」の最新番組を紹介します。
「生徒に知識を伝達するだけの教員は、10年後には絶滅しているかもしれない」――。こう語るのは、近畿大学附属高等学校でICT教育推進室室長を務める乾 武司教諭です。有力大学の講義が無料で聴講できる「大規模公開オンライン講座」(MOOC)をはじめ、良質な授業や講義を手軽に受講できるオンライン学習の環境が急速に充実しつつあります。こうした中、知識を伝達するだけの教員は、「オンライン学習にお株を奪われる可能性が非常に高い」と乾教諭は強調します。
では、どうすべきか。乾教諭は、基礎知識の定着はオンライン学習をはじめとするITの力を借りて効率化し、捻出した時間で新たな取り組みに着手すべきだと強調。環境や生命倫理に関する考え方を伝えるなど、「教員として生徒に語ってあげないといけないことも、教員にしかできないこともまだまだたくさんある」と説明します。2013年のタブレット「iPad」導入から3年目を迎えた今、同教諭は何を感じ、どう考えているのか。同教諭自ら語ります。
週替わりのコーナー「教育ICTなんでも3ミニッツ」には、デジタルハリウッド大学の栗谷幸助准教授が登場。動画教材の適切な長さとは何かを伝えます。栗谷准教授は、動画教材について、近年普及している動画広告とは動画の長さが閲覧者の興味・関心に与える影響が異なると説明。調査結果を交えつつ、適切な動画教材の長さはどの程度なのかを解説します。詳しくは番組をご覧ください。
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