生徒が声を出すのは、教員に当てられたときだけ――。「iPad」や「反転授業」を生かし、そんな数学授業の在り方に一石を投じるのが、近畿大学附属高等学校だ。そのユニークな取り組みを見ていこう。
2013年度の新入生1048人全員を皮切りに、米Appleのタブレット「iPad」の1人1台環境をスタートしたのが、近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)だ。導入したiPadは学校支給ではなく、生徒の個人購入で導入する「BYOD」(私物端末の利用)を採用。併せて、学習ポータルサイト構築ツール「CYBER CAMPUS」をエヌ・ティ・エス(横浜市港北区)と共同開発するなど、学習活動や学校生活などでの幅広いIT活用を目指して実践を続けている。そのIT活用は、「第10回 日本e-Learning大賞」で文部科学大臣賞を受賞するなど、外部からの評価も高い。
同校が取り組むIT活用の中で特に注目すべきなのが、数学や英語、物理などで実践中の「反転授業」である。反転授業は、従来の家庭学習と教室での授業の役割を一部反転させた授業形態だ。iPad導入をきっかけに、数学授業の在り方に一石を投じる同校数学科の芝池宗克教諭。同教諭が受け持つ高校2年数学の授業の様子をリポートする。
次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...
GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...
B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...