まだまだ謎が多い「Windows 10」、3つあるアップデート方法の使い分けは?3種の「ブランチ」を比較(1/2 ページ)

従来のWindowsから更新方法が大きく変わった「Windows 10」。そのアップデート手段として、「ブランチ」という3種類の異なるオプションが用意されている。どれが最適なのだろうか。

2015年11月25日 08時00分 公開
[Jonathan HassellTechTarget]
Windows 10 日本マイクロソフトのWindows 10紹介サイト《クリックで拡大》

 米Microsoftの最新OS「Windows 10」では、複数の「ブランチ(Branch、分岐)」と呼ばれる仕組みを通じて、それぞれ異なる間隔で更新プログラムを自動配信する。この仕組みは、Windows 10をWindowsファミリーにおける最後のOSにするという、Microsoftの決断の産物だ。数年後に次の最新OSがリリースされるのではなく、Windows 10が継続的に更新される。

 結果的に、IT管理者がWindowsの更新を管理する日常は終わる。Windows 10の更新頻度を管理者が選ぶことは可能だが、「Current Branch(CB)」「Current Branch for Business(CBB)」「Long Term Servicing Branch(LTSB)」の3つのオプションについては、対象とされるユーザー層が異なることを除き、いずれもはっきりしたことは分かっていない。

主にホームユーザー向けのCurrent Branch

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