電子黒板の操作のために端末に付きっきりで、机間巡視もままならない――。そんな課題をiPad AirとWindows端末、そしてその両者をつなぐ仕組みの導入で解決したのが、文京区立茗台中学校だ。
Microsoftの「Windows」を搭載したノートPCとタブレットに加え、Appleのタブレット「iPad Air」を授業で活用するのが、東京都の文京区立茗台中学校だ(写真1)。WindowsノートPCを電子黒板に接続して、電子黒板の画面表示や操作用に利用。教員用端末にはiPad Air、生徒用端末にはWindowsタブレットを採用して授業に役立てている。
タブレット導入に加えて茗台中学校は、教員が手元のiPad Airから電子黒板の画面をリモート操作したり、生徒のWindowsタブレットに電子黒板の画面を一斉配信したりできる仕組みを整備した。これにより教員は、電子黒板用のWindowsノートPCの操作に縛られることなく、生徒の机の間を歩き回る机間巡視をしながら授業ができるようになったという。
茗台中学校は、なぜiPad AirとWindowsタブレットの双方を導入したのか。iPad Airからの電子黒板のリモート操作は、どのような仕組みで実現しているのか。実際の授業の様子とは。茗台中学校が2016年1月15日に実施した研究発表会の内容を基に解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
サイバー攻撃の脅威から自社を守るには、従業員のセキュリティ教育を効率的・効果的に行い、一人一人の意識を向上させることが重要だ。その実践を“自動化”でサポートするサービスを取り上げ、機能や特徴を紹介する。
技術系キャリアを検討する女子生徒は増加傾向にあるものの、全体的に見た割合は十分ではない。IT分野が女子生徒から敬遠されてしまう理由とは。
オンライン教育の導入により、教育機関はさまざまな場所に存在する学習者の主体的な学習を促し、評価する必要に迫られた。その有力な手段となり得るデータ分析の取り組みを事例と共に紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を契機にオンライン教育が普及した。これに伴い、教育活動で収集するデータの分析や活用に教育機関が頭を悩ませている実態が浮き彫りになった。
学生や教職員など多様な立場の人が関わる大学で、誰もが満足するIT製品・サービスを導入するのは至難の業だ。テネシー大学の事例から5つのこつを紹介する。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...