“左利き用画面”も気軽に実現 桜丘中高が実感した「iPadアプリ自前開発」の利点とは「iTeachers TV」最新番組紹介

教育機関の教職員自ら校務支援アプリケーションを開発する桜丘中学・高等学校。利用者が開発者を兼ねることのメリットとは何か? 同校職員の西岡朱里氏が説明します。

2016年02月29日 18時00分 公開
[TechTargetジャパン]

関連キーワード

教育IT | iTeachers | 教育


桜丘中学・高等学校の西岡朱里氏 iTeachers TV第36回は、桜丘中学・高等学校の西岡朱里氏が登場《クリックで拡大》

 2013年、Appleのタブレット「iPad」を専任教職員に1人1台支給した桜丘中学・高等学校(東京都北区)。同校はiPadに加え、ドラッグアンドドロップといった簡単な作業でデータベースアプリケーションが開発できるツール「FileMaker」(開発:ファイルメーカー)を導入し、教職員自らiPad校務支援アプリを開発しています。そのけん引役が、同校入試対策課の西岡朱里(じゅり)氏です。

 入試業務支援アプリを中心に、数々の校務支援アプリを開発してきた西岡氏。小回りの利く自前開発の利点を生かし、現場からの要望を極力反映しているそうです。例えば教職員に左利きの人が多かったことから、左利き用の画面を用意した例もあるとのこと。パッケージシステムの導入や開発会社への委託では難しい、細かな配慮を可能にしています。

 週替わりのコーナー「教育ICTなんでも3ミニッツ」には、デジタルハリウッド大学の栗谷幸助准教授が登場。ゲームを用いた学びの可能性について解説します。学びの場でゲームというと、ネガティブな印象も持つ人もいるのではないでしょうか。ただし最近では、ゲームの要素を用いて楽しく学べるようにする「ゲーミフィケーション」の手段が充実しており、活用する価値はあるのではないかと栗谷准教授は提案します。詳しくは番組をご覧ください。

 TechTargetジャパンの会員登録/ログイン後、下の「同意して閲覧する」(注)ボタンをクリックすると番組が閲覧できます。

注:システムの仕様上「同意して閲覧する」と表示されていますが、クリックや閲覧に伴って第三者へ個人情報を提供することはございません。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...