ブロックチェーンが各種業界にもたらすさまざまな影響が話題になることが増えてきた。しかし、活用方法を特定して実際に運用するのは容易でない。潜在的な活用事例と実装に向けたステップを解説しよう。
ブロックチェーンは、取引の検証に使用するピアツーピアの分散型台帳で、後から変更できない記録を作成する。現在、この技術に多くの関係者が関心を示すとともに、特に金融や法律サービスなどの業界でブロックチェーンの利用目的とその潜在効果に注目している。
法律事務所von Briesen & Roperのビル・カラハー氏はブロックチェーンの賛同者で、この技術の幅広い分野における実装について次のように語っている。
「ブロックチェーンの実装は、ドキュメントの情報源を決定し、本物であるかどうか、状態、破棄、消去されたことを見極めて、真実の証明になる」(カラハー氏)
von Briesen & Roperで最高情報責任者(CIO)と運用部長を兼任するカラハー氏は、雑誌『CIO Decisions』で編集ディレクターのスー・トロイ氏に「ブロックチェーンの実装により決断までの時間が短くなる。それは、よりよい証拠の収集と事例の基盤となる」とも述べている。
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