仮想キーボードの入力具合はどう?
徹底レビュー:異彩を放つAndroid搭載「YOGA BOOK」、パネルキーボード2-in-1とは(1/4 ページ)
特徴的なキーボード/描画パッドを持つAndroid搭載の「YOGA BOOK」。2-in-1デバイスの中で人目を引くデザインのこの機種の使い心地はどうなのだろうか。
Lenovoの「YOGA BOOK」に搭載された専用の描画パッドと付属のアクティブペンは、ワコムのテクノロジーを採用しており、手書きのメモに最適だ。しかし、汎用(はんよう)クライアントPCが欲しいユーザーは、物理キーボードでないことを不満に感じるだろう。
数あるタブレットや2-in-1デバイスの中でも、YOGA BOOKはデザインが比類なく、非常に目立つ製品だ。クラムシェル型といっても普通と異なっている。キーボードは仮想のものなので、キーボード領域がメモや描画にも使えるようになっている。
レビューするYOGA BOOKは、GoogleのOS「Android」搭載で、10.1インチスクリーン、Intelの2.4GHz「Atom x5」プロセッサ、Dolbyサウンドを採用しておりハイスペックだ。さて、このデバイスは実際の使用に堪えうるだろうか。本稿では、その点を解明したい。
構造とデザイン
間違いなく、YOGA BOOKは人目を引く存在だ。タッチ式の「Halo」キーボードに加え、滑らかなインダストリアルデザイン、マグネシウム合金の筐体、屈曲するヒンジなどの要素が組み合わさり、人を振り向かせる外観となっている。
閉じた状態の寸法は256.6(幅)×170.8(高さ)×9.6(奥行き)ミリで、大抵のクライアントPCよりはるかにコンパクトだ。さらに言えば、クラムシェル型ではない従来型の多くのタブレットにもコンパクトさで匹敵する。
重さは約690グラム。同型のディスプレイを搭載するほとんどのタブレットよりは重い。クライアントPCとしては非常に軽く、辛うじてではあるが、電子書籍リーダーとして快適に使うのにも十分な軽さといえる。
YOGA BOOKの「ウォッチバンドヒンジ」はよく曲がる。キーボードが360度回転してディスプレイの真後ろに隠れるので、YOGA BOOKを純粋なタブレットとして使用できる。ハイブリッド2-in-1デバイスの多くも同じようにキーボードを回転できるが、YOGA BOOKは物理キーボードではないので、回転のメリットは大きい。
YOGA BOOKは他に、ディスプレイとキーボード/描画パッドを山折りに曲げてディスプレイを立てる「ウォッチモード」で使うことも、キーボード/描画パッドを下に折り曲げてディスプレイを支える「スタンドモード」で使うこともできる。どちらも動画の視聴には便利なスタイルだ。
ディスプレイはヒンジでしっかり固定される。クラムシェルモードでうまくバランスが取れるように設計されているので、ディスプレイを180度近くまで開いても後ろに倒れることはない。膝の上に置いた場合も、キーボード入力や手書き入力が簡単だ。
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