斜め上の発想を実現した“分類不能”な「Lenovo Yoga Book」、その使用法はパネル面がキーボードになる

「Lenovo Yoga Book」は今までに見たことがない技術の組み合わせを搭載した2in1端末だ。ワコムの技術を採用したペンタブレットのパネルはキーボードにもなる。「IFA 2016」の実機インプレッションを紹介する。

2016年09月24日 07時00分 公開
[Dragan PetricTechTarget]
Lenovo Yoga Book Lenovo Yoga Book《クリックで拡大》

 Lenovoは、2016年9月上旬にベルリンで開催された「IFA 2016」(国際コンシューマーエレクトロニクス展)で、かつてないほど革新的な製品を発表した。それは「Lenovo Yoga Book」(以下、Yoga Book)だ。外観はタブレットによく似ているが、Yoga Bookは分類不能なフォームファクターを採用している。

 市場に出回っている優秀なタブレットからインスピレーションを得て、独自のひねりを加えることで、Lenovoは、新しさ、潜在的な実用性、有益さを兼ね備えたコンセプトを生み出すことに成功している。IFA 2016の参加者は、Yoga Bookのとりこになっているようだった。というのも、Yoga BookはIFA 2016で実際に触ってみるのが極めて困難な製品だったからだ。

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