「2-in-1」があればPCはお払い箱? 5機種の検証で分かった“残念な結論”一石二鳥は成り立つのか?(1/2 ページ)

クライアントPCとタブレットの両社の長所を併せ持つ「2-in-1デバイス」。果たして、クライアントPCに取って代わることができるのだろうか。

2015年12月23日 08時00分 公開
[Eddie LockhartTechTarget]
ThinkPad Yoga 15《クリックで拡大》

 クライアントPCには費用が掛かる。タブレットもまた同様だ。両方の長所を併せ持つ1台のデバイスをIT管理者が従業員に与えることができれば、素晴らしいことではないだろうか。クライアントPCとタブレットを組み合わせた「2-in-1デバイス」はその試みを実現するものだ。

 2-in-1デバイスで検討したいのは、下記の2点だ。

  • 2-in-1デバイスが本当にクライアントPCをお払い箱にすることができるのか
  • より小型で手頃なサイズのタブレットでデスクトップPCの機能を発揮することが可能か

 本稿は、

  • 中国Lenovo「ThinkPad Yoga 15」
  • Lenovo「ThinkPad Yoga 12」
  • Lenovo「Lenovo YOGA 3」(14型)
  • 米Hewlett-Packard(HP)「Elite x2 1011 G1」
  • 台湾Acer「Aspire R13」

を含めた、企業向けの2-in-1デバイス5機種の特徴を考察することで、2-in-1デバイスが本当に企業においてデスクトップPCに取って代われるのか判断しよう。

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