社長がセキュリティリスク? 調査で見えた“経営層の脆弱性”コンプライアンス基準への理解度が顕著な低さ

経営幹部の間で、ガバナンス、リスク、コンプライアンス、さらに企業に影響するセキュリティのコンプライアンス要件に対する考えが曖昧であると、最新の調査で明らかになった。

2017年01月20日 12時00分 公開
[Michael HellerTechTarget]

 クラウドとデータを管理するLiaison Technologiesが実施した調査では、中規模以上の米国企業に所属する上級管理者や経営幹部クラス479人を対象にセキュリティとプライバシーの義務について尋ねた。その結果、専門家も驚く答えが返ってきた。

 この調査では、調査に参加した経営幹部の47%が自社に適用されるデータのコンプライアンス基準をはっきりと理解していないことが判明した。さらに、「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」のコンプライアンスが自社に適用されると回答したのはわずか3%という結果になっている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...