「Windows 10 Creators Update」の新機能にIT部門が“真顔”の理由それはやはり「Creators」ですから

企業のIT担当者は、新しい「Windows 10 Creators Update」に対して先進的なセキュリティツールなどの新機能を期待した。だが実際の内容はそうではなかったようだ。

2017年04月26日 08時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]
Windows 10の大型アップデートだから、その名前に「Creator」とあっても企業のIT担当者が期待してしまうのも無理はない

 Microsoftが4月10日の週に配信した「Windows 10 Creators Update」は、企業におけるIT担当者の期待を満たすほど多くの新しい業務向け機能を提供していなかった。「Windows Defender Advanced Threat Protection」(ATP)やOSの更新プロセスを改良したものの、Windows 10 Creators Updateに期待されていた他の機能がなかったことで、IT担当者は落たんしている。

 Windows 10 Enterpriseを使っている公益企業でITディレクターを務めるマット・コーシュト氏は「大した内容はない」と言い切った。「多少はきれいになり、パフォーマンスを向上させるために手を加えた部分も多数ある。だがその大部分は個人ユーザー向けのようだ」(コーシュト氏)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.jpg

世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...

news078.png

営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...

news125.jpg

D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...