エンタープライズモビリティ管理(EMM)製品を購入する前には、ベンダーの持続可能性も検討しなければならない。EMMのベンダー勢力図は急速に変化していると、あるアナリストは分析する。
エンタープライズモビリティ管理(EMM)市場は、より広範なエンドユーザー向けのコンピューティングスイートにとって代わられつつある。ユーザー企業は製品を購入する前に、ベンダーの持続可能性を検討しなければならない。
EMM製品の大手ベンダーの中には、VMwareやIBMなど、多岐にわたる分野で事業を展開している大企業が含まれている。そうした企業は財務の安定度が高いので、当面事業を継続するだろうと、ユーザー企業は比較的容易に確信できる。一方、MobileIronなど、EMMに重点を置いているベンダーの場合、自社の技術が(市場で)成功するかどうかが、その企業自体の命運を左右することになる。
さらに「VMware AirWatch」や「Citrix XenMobile」のような製品を他の製品とバンドルして販売したり、自社のワークスペーススイート製品の一部として扱ったりしているベンダーも少なくない。このアプローチが可能なベンダーとそうでない企業では、競争力に差がつく状況だ。
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