WindowsでもMacのような操作感?
Windows 10の高精度タッチパッドでジェスチャー操作を使いこなす
Windows10には高精細タッチパッドを利用したジェスチャー機能が搭載されているが、機種によってはドライバが無効になっていることがある。本稿はそんな場合でもジェスチャー機能を利用するための方法を紹介する。
本稿で紹介する手法を実行すると、故障が発生したり、ベンダーからのサポートが受けられなくなったりする可能性があります。実行を許可されたスタッフが、あくまでも自己責任において実行してください。
Microsoftの「Windows 10」に追加された革新的な技術の1つに、タッチパッドジェスチャー機能の強化がある。一例を出すと、タッチパッド上で三本指を上にスライドするとタスクメニューが表示されるといったものだ。このようにタッチパッド上で複数の指を動かすことによって、ユーザーインタフェース(UI)を操作可能となる。ただしタッチパッドジェスチャー機能を利用するには、適切なハードウェアドライバをインストールしておく必要がある。この高精度タッチパッド用ドライバが本稿のテーマだ。つい最近まで、こうした高精度タッチパッド用ドライバを動かすためには、PCがハードウェア要件を満たしている必要があった。だが今やコンピュータ情報サイト「How-to Geek」のクリス・ホフマン氏のおかげで、多くのノートPCにも高精度タッチパッド用ドライバを追加できるようになっている。
高精度タッチパッド用ドライバを手持ちのPCに追加する
ホフマン氏は9月22日付の記事『How to Enable Microsoft's Precision Touchpad Drivers on Your Laptop』で、高精度タッチパッド用ドライバを手持ちのPCに追加する方法の詳細を説明している。基本的にこの方法は、手持ちのWindows 10搭載ノートPCに高精度タッチパッド用ドライバを強制インストールするというものだ。手持ちのノートPCのタッチパッドが「Synaptics」製か「ELAN」製の場合に強制インストールが可能になる。確認方法はデバイスマネージャーを起動して、タッチパッドのプロパティを参照すればよい(著者が今回試した3台の端末は全てSynapticsだった)。
通常なら、互換性のないドライバのインストールを勧めたりはしない。だが私の手持ちのノートPCのうち2台はLenovoのThinkPadシリーズであり、心強いことに、Synapticsのドライバを提供しているのもLenovoだ。だからこそ、私はこのインストールを試してみることにした。ドライバをインストールした後の最初の再起動時には、実はちょっとした不都合が起きた。Lenovoの「ThinkPad T520」を起動中に“ブルースクリーン”が発生したのだ。だがそれ以外の点では、インストールは滞りなく進んだ。私が試したのは、LenovoのThinkPadノートPCが2台とDellのタブレット「Dell Venue Pro 11 7139」が1台。いずれもSynapticsタッチパッドを搭載している。
万一の場合に備えて
私が手持ちのノートPCとタブレットPCで試してみた限りでは、前述した1つの不具合を除き、ドライバのアップグレードで特に問題は生じなかった。ただ念のため、このドライバ変更を試す際はマウスを使える状態にしておくよう強く奨励する。起こり得る最悪の事態は、タッチパッドを使えなくなることだ。そうした事態に備え、再起動の実行前にマウスを差し込むか無線の場合はペアリングしておくとよい。そうしておけば、再起動の完了後に万一タッチパッドが動かなくなっても、UIを操作してタッチパッドドライバをロールバックし、以前の状態に戻すことが可能だ。
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