「デジタルホワイトボード」市場に活性化の兆しがある。大手ITベンダーが新機軸の製品を投入しているからだ。市場理解のために、今把握しておくべき機能や課題をまとめた。
ホワイトボードは長年、教室の一部だった。だが最近、GoogleやCisco Systems、Microsoftといった業界大手が食指を動かしており、職場でも当たり前の存在になる可能性がある。
従来のホワイトボードは、画像を表示するにはプロジェクターが必要だった。「デジタルホワイトボード」(「インタラクティブホワイトボード」「電子黒板」とも)と呼ばれる製品分野の中には、タッチスクリーンディスプレイに音声/ビデオ会議機能を組み合わせたオールインワンデバイスが充実しつつある。こうしたタッチスクリーン型のデジタルホワイトボードは、壁に取り付けたり、固定スタンドやキャスター付きスタンドに据え付けたりして使用する。エンドユーザーは指やスタイラスペンなどで入力をコントロールする。
デジタルホワイトボードは、主に教室や研修室で教材を提供するために使われてきた。最近では企業の役員会議室や放送スタジオ、プロスポーツなどのニッチな用途も見いだしてきたのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Webサイト改善のゴール(KGI)と戦略(KPI)の決め方
連載第2回目となる今回は、Webサイト改善のためのゴール(KGI)と戦略(KPI)の設定方法...
メルマガをきっかけにした商品購入、B2B商材ではどれくらいの人が経験?
ラクスが「メルマガに関する調査レポート」を公表した。メルマガ経由のサービス購入や資...
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年2月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。