Appleが新しいファイルシステム「Apple File System」(APFS)をリリースした。長らく同社製品で利用されてきた「HFS Plus」(Mac OS拡張フォーマット)とは、何が違うのか。
Appleのクライアントデバイス「Mac」の管理者は、同社の新しいファイルシステムの一部始終を知る必要がある。このファイルシステムを用いると、ストレージ容量の増加につながるのが、その主な理由だ。
ファイルシステムが整備されていることは極めて重要である。組織が処理するデータの1つ1つを特定・追跡でき、さらに保存したり、エンドユーザーの手で回復したりできるようになるからだ。HFS(階層型ファイルシステム、別名「Mac OS標準フォーマット」)は1980年代以来ずっと、iOSおよびMacのHDD用のApple標準ファイルシステムだった。1998年にはアップデートバージョンである「HFS Plus」(別名「Mac OS拡張フォーマット」)が登場した。
2017年、Appleは「iOS 10.3」および「macOS High Sierra」をリリースし、「Apple File System」(APFS)が新しい標準となった。
Appleデバイスの管理制品を開発するJAMF Softwareの年次ユーザーカンファレンス「Jamf Nation User Conference」への参加者は、APFSの目新しい機能や設定方法、今後のストレージの管理方法を学んだ。SAPのITテクノロジーシニアコンサルタント、リッチ・トルートン氏は同カンファレンスのセッションで、以下に紹介する情報を共有した。
ファイザーのコンテンツサプライチェーン変革 “コロナ禍で世界を救った”経験はどう生かされたのか?
新型コロナウイルスワクチンをいち早く完成させた製薬会社は、コンテンツサプライチェー...
企業の生成AI活用 なぜ日本は米国に追い抜かれたのか?
PwC Japanグループは日米両国で実施した「生成AIに関する実態調査」を基に、日本企業と米...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年10月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...