2017年11月30日 05時00分 公開
特集/連載

iPhone Xの顔認証「Face ID」が早くも突破 “予想よりずっと簡単”なその手口とは普通のユーザーには難しいが……

「iPhone X」のリリースから1週間もたたないうちに、研究者が主要セキュリティ機能「Face ID」を突破することに成功した。その手段とは。

[Madelyn Bacon,TechTarget]
画像 材料費150ドルの3DマスクでFace IDが突破された

 Appleの新型スマートフォン「iPhone X」が搭載する顔認識技術「Face ID」。ベトナムのセキュリティベンダーBkavの研究チームは、このFace IDを“だます”ことで、認証を突破する方法を発見した。

 Bkavの研究チームは、3次元(3D)の立体物を印刷可能な「3Dプリンタ」を利用して顔型のマスクを製作し、iPhone Xのロックを解除できた。このマスクはシリコン製の鼻と、2次元(2D)の顔画像を組み合わせたものだ。Bkavによると、実験にかかった材料費はわずか150ドル足らずだったが、多大なノウハウを必要とした。

 「セキュリティに関するある程度の知識がなければ、『正しい』マスクを作るのは相当難しい」。Bkavのグエン・クアン最高経営責任者(CEO)は、そう説明する。「われわれがAppleのAI技術をだますことができたのは、その仕組みと、かわし方を理解していたからだ」(クアン氏)

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