自社のシステムを保護するためにウイルス対策ツール「Windows Defender AV」を使う場合、適切なマルウェア対策を設定することが重要だ。ツールの展開と管理、レポーティングの方法を紹介する。
ダウンタイムがあってはならない企業にとって、絶え間なく襲ってくるマルウェアは深刻な問題だ。管理者は「Windows Defender」の管理方法をよく把握しておく必要がある。
マルウェアはデータ損失やデータ漏えい、法令違反、企業統治違反のリスクにつながる。ウイルス対策ツールの「Windows Defender AV」は、企業のWindowsエンドポイントやサーバをそのような攻撃から保護するためのものだ。Windows Defenderを適切に管理するには、どのツールと手順が自社のシステムに適しているか、把握しておかなければならない。
Windows Defender AVの展開と管理とレポーティングを実行するツールには次のものがある。
SCCMでWindows Defender AVを展開するには、「Endpoint Protection」ポイントサイトシステムの役割を使用し、カスタムクライアントオプションでEndpoint Protectionを有効にする。これによって、デフォルトとカスタムのマルウェア対策ポリシーとエンドポイントシステム管理を使用できる。レポーティングには、SCCMのデフォルトの監視機能とアラートを使用する。
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