2018年6月、「Slack」に障害が発生した。ビジネス上のコミュニケーションを目的とするツールに発生した障害は、企業からの信用を揺るがしかねないと懸念するアナリストもいる。
Slackが運営するコラボレーションツール「Slack」で2018年6月に3時間以上の障害が発生した。これまでの一連の障害を受け、同サイトの稼働率に関する問題を不安視する企業顧客がSlackから離れるのではないかと懸念するアナリストもいる。
アナリストは、Slackの障害が続くと、ライバル企業であるMicrosoftやCisco Systemsらが、この急成長スタートアップ企業から顧客を遠ざけるために、これを利用する可能性があると警告する。
「最近のSlackの障害は、競争相手がSlackを批判する糸口になるのは間違いない。さらに、ビジネスにおけるコミュニケーション手段として信頼できるアプリかどうかを警戒する顧客や潜在顧客が増えるだろう」と懸念するのは、Nemertes Researchでアナリストを務めるアーウィン・ラザール氏だ。
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