2019年02月07日 08時00分 公開
特集/連載

まだストレージクラスメモリ普及前夜SCM搭載ストレージの市場投入で見えてきた革新の可能性

HPEとDell EMCによるSCM搭載ストレージの市場投入によって、ストレージアーキテクチャが新たな段階に突入する。

[Antony Adshead,Computer Weekly]

 2018年12月中旬、HPEは「3PAR」アレイと「Nimble」アレイにストレージクラスメモリ(SCM)を搭載すると発表した。ストレージのアーキテクチャが新たな段階に突入すると同時に、ストレージパフォーマンスに変革が起こる可能性が見えてきた。

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 HPEの動向は「新世代アプリケーション」(分析企業IDCによる定義)の登場を受けたものだ。新世代アプリケーションは、分析、人工知能(AI)、機械学習を中心とする、(ほぼ)リアルタイムの処理が必要なアプリケーションを指す。

 トランザクション処理など、最もパフォーマンスが重視されるアプリケーションは遅延時間がナノ秒単位のキャッシュやDRAMに作業データセットを保持しなければならなかった。

 だが保持できる量には限りがあるため、データセットのサイズ増加に応じてフラッシュストレージで補完してきた。この方法は、レイテンシが200マイクロ秒〜300マイクロ秒に増大する可能性がある。そしてI/OパスはSCSIプロトコルに変換され、結果的に処理オーバーヘッドを引き起こす。

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