ライト氏:インパクトの強い例はある。例えば拡張現実(AR)だ。当社が現在取り組んでいることの多くはARが軸になっている。ARを中心としてイノベーションを起こしている業界は多い。現場で非常に複雑な問題が発生し、専門家が必要になったときでも、国内の別の場所にいる専門家にARを通じて支援を受けられる。現場にいる担当者がカメラ付きのヘッドセットを装着すれば、ライブ動画をその専門家に送信できる。専門家は、それを見て指示を送ったり、現場の担当者が見えるように画面上に描画したりすることも可能だ。そうすれば、専門家の移動に伴う時間を減らせる。
また、ドローン、センサー、カメラを使って建設現場を監視できる。これらを目として使うことで、従来ならデータを得ることが難しい領域でも確認ができるようになる。これまでもそうした情報を得られなかったわけではないが、重要なのはコスト効率よく、迅速に情報の取得が可能になることだ。
利用が増え始めているもう1つの要素に、機械学習と人工知能(AI)がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年3月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
Cookieレスの時代 「リターゲティング広告」にできることはまだあるか?
プライバシーの在り方が見直されようとしているこの変革期をデジタル広告はどう乗り越え...
ドン・キホーテが「フォートナイト」に登場 狙いは?
「フォートナイト」のインタラクティブな体験を通じて、国内外の若年層や訪日観光客との...