2019年03月15日 08時00分 公開
特集/連載

問題の発生源をピックアップDockerを導入する前に企業が絶対に知っておくべきこと

Dockerは優れた技術だが、開発者個人が使うだけなら問題なくても企業レベルになると問題が生じる可能性がある。Dockerのメリットを最大限に引き出し、リスクを回避するため、企業が注意すべきこととは?

[Stuart Burns,Computer Weekly]

 「Docker」は優れた技術だ。企業での導入も着実に増加している。

 Dockerの大きな魅力は、アプリケーションの作成、導入、実行という操作を大幅に容易にする能力にある。実行に必要な全ての要素をコンテナにラップし、このコンテナをオンプレミス環境やクラウドに導入できる。迅速かつ容易に仮想マシンを作成し、スケーリングできるようにもする。

 だが、Dockerには幾つか大きな問題が浮上している。

 Dockerをコンプライアンスに従い、パッチを適用し、セキュリティが確保された方法で確実に運用する手順を踏んでいても、何らかの問題が生じることがある。Dockerが小規模な開発者中心の運用ではなくなり、企業規模の導入が増えているところに原因がある。

 最も大きな問題の一つがコスト管理だ。これまでのDockerの成長は、主に開発者の草の根レベルの活動として発展してきた。その発展の要件やニーズは企業から求められたものではなく、開発者の気まぐれに左右されている。

 Dockerをクラウドに展開し、クラウドプロバイダーから最初に受け取った請求書に衝撃を受ける開発者も少なくない。そこで、何らかの形で監視することが重要な最初のステップになる。




続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
ください(PDFをダウンロードします)。






ITmedia マーケティング新着記事

news139.jpg

新型コロナウイルスの感染拡大で注目される「巣ごもり消費」に関する意識――カンム調査
外出控えムードの中、消費意欲は「自宅でのエンタメ」に向かっているようです。

news091.jpg

オンライン医療が進む中国と台湾、日本 iOS「メディカル」アプリ最新人気ランキング
今回は、2020年2月度における中国、台湾、日本市場におけるiOS「メディカル」モバイルア...

news137.jpg

SDGsへの取り組みが最も高く評価された企業はトヨタ自動車――ブランド総合研究所調査
国内の主力企業のSDGsへの取り組みやESG活動に対して1万500人に聞いています。