「Docker」は優れた技術だ。企業での導入も着実に増加している。
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Dockerの大きな魅力は、アプリケーションの作成、導入、実行という操作を大幅に容易にする能力にある。実行に必要な全ての要素をコンテナにラップし、このコンテナをオンプレミス環境やクラウドに導入できる。迅速かつ容易に仮想マシンを作成し、スケーリングできるようにもする。
だが、Dockerには幾つか大きな問題が浮上している。
Dockerをコンプライアンスに従い、パッチを適用し、セキュリティが確保された方法で確実に運用する手順を踏んでいても、何らかの問題が生じることがある。Dockerが小規模な開発者中心の運用ではなくなり、企業規模の導入が増えているところに原因がある。
最も大きな問題の一つがコスト管理だ。これまでのDockerの成長は、主に開発者の草の根レベルの活動として発展してきた。その発展の要件やニーズは企業から求められたものではなく、開発者の気まぐれに左右されている。
Dockerをクラウドに展開し、クラウドプロバイダーから最初に受け取った請求書に衝撃を受ける開発者も少なくない。そこで、何らかの形で監視することが重要な最初のステップになる。
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