Web会議製品とビデオ会議製品の違いは、時間とともに薄れてきている。技術の進化によって、この2つのツールがどう近づいてきたのかを見てみよう。
PCを使うWeb会議製品と、モニターやカメラなどの専用ハードウェアを使うビデオ会議製品は、機能を比較してもほとんど見分けがつかない。Web会議製品がビデオ通信機能を搭載する一方で、どのビデオ会議製品でもPCと画面共有ができるようになっている。
Web会議製品とビデオ会議製品の違いは、それぞれの起源にある。インターネット初期の時代に、IP経由のビデオ会議は実用的ではなかった。ビデオ会議には、当時使用されていた一般的なインターネット接続よりも高速なデータ伝送速度や、一般的なPCより強力なコンピューティング能力が必要だったからだ。初期のビデオ会議製品は、IP以外のネットワーク経由で、専用のコンピューティングハードウェアを使って通信していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
35〜49歳の含有率が最も高いのは「mixi2」 ニールセン デジタルがソーシャルメディアの利用状況を発表
ニールセン デジタルはデジタルコンテンツ視聴率のレポートを基にソーシャルメディアの利...
TikTokのトレンドに変化 なぜ「1分超え」動画が見られている?
Bufferのデータによると、TikTokでは最近、長めの動画が人気を集めている。
アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビの...