“ネット炎上”対策を自動化 SNSへの書き込みを解析するツールが充実炎上の予兆を未然に検知

従業員のSNS投稿やユーザーの口コミが“ネット炎上”のきっかけとなることがある。ネット炎上が企業に及ぼす影響が大きくなる中、その対策を目的としたツールが充実しつつある。

2019年05月21日 05時00分 公開
[柳瀬真凜TechTargetジャパン]

画像 写真1 Japan IT Weekでは“ネット炎上”を防ぐための製品が複数展示された

 企業イメージは広告だけでなく、消費者がSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に書き込む情報によって形成されることが少なくない。企業のイメージ戦略にとって不利な情報がSNSで広がり、ブランドイメージを損なったり、企業に対して批判的な意見や誹謗(ひぼう)中傷が集中する“ネット炎上”の原因となったりすることがある。これらのリスクを抑えるために、SNSの書き込みや企業宛てのメールといったテキストデータを解析して、企業のイメージを損なう可能性のある書き込みを特定し、ネット炎上の防止に役立てるためのツールが充実しつつある。今回は2019年5月8日〜10日に東京ビッグサイトで開催されたIT製品の総合展示会「Japan IT Week春」(写真1)の展示を基に、ネット炎上を防ぎ、企業イメージを維持するためのツールを紹介する。

口コミやSNSの投稿を解析できる「KIBIT Knowledge Probe」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news039.jpg

売り上げは予想の11倍 英国の老舗銀行がデータの分断を乗り越えて実現した「オムニチャネルバンキング」とは?
金融業界において、最新のイノベーションの活用によって銀行業務の現状と可能性に関する...

news168.jpg

2024年スポーツマーケティング基礎調査 MLBファン人口が大幅増
マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、共同企画として「2024年スポーツマー...

news040.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年11月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。