ほとんどの組織では、PCやサーバといった設備の入れ替えに対処するための計画を立てている。だが全ての組織が、業務用スマートフォンの入れ替え戦略を持っているとは限らない。これは組織がスマートフォンを限定的な使い方しかしていなかった時代の名残である可能性がある。だがその時代はとうに過ぎた。
スマートフォンユーザーを抱えている組織は、スマートフォンのライフサイクルポリシーを立てる必要がある。IT部門がいつ新しいデバイスを調達すべきか判断するために、解決しなければならない課題を以下に紹介する。
スマートフォンは永久に使えるわけではない。性能を考えると、ほとんどのスマートフォンは約2年ごとに入れ替える必要がある。入れ替えには相応のコストが発生するが、2年の寿命を超えたデバイスの性能問題や、サポートが必要になることに起因する生産性低下の代償は、新しいデバイスのコストを大幅に上回る。年収6万ドルの従業員の生産性が5%低下すれば、組織は3000ドルのコストを負担することになり、新しいスマートフォンを調達するよりはるかに高くつく。
スマートフォンからの情報漏えいを監視している組織はほとんどない。一方で現代のデバイスは、32GBや64GB、あるいはそれ以上のストレージを搭載している。ユーザーが持ち運べるデータは膨大な量になり、組織を簡単に危険にさらす。
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