SalesforceがドローンとAIで挑むサメ襲撃対策プロジェクト「SharkEye」とは?「アメリカンリビエラ」の安全に貢献

カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)の海洋生物学者は、ドローンと「Salesforce Einstein Vision」を使って、ホホジロザメを監視するプロジェクト「SharkEye」に取り組んでいる。

2019年11月15日 05時00分 公開
[Sarah AmslerTechTarget]
マイケル・ジョーンズ氏 米国カリフォルニア州サンタバーバラ海岸沖で見つかったサメの画像をチェックするプロジェクトメンバー。写真右はSalesforceのリサーチ担当シニアディレクター、マイケル・ジョーンズ氏《クリックで拡大》

 Salesforce(salesforce.com)のCEO、マーク・ベニオフ氏は、University of California, Santa Barbara(UCSB:カリフォルニア大学サンタバーバラ校)に「Benioff Ocean Initiative」を設立した。これは「アメリカンリビエラ」と呼ばれる、地中海性気候とスペイン風の街並みが特徴的なサンタバーバラの海岸を、もっと安全な場所にするための取り組みを進める組織だ。


 2019年6月には、Salesforceの人工知能(AI)サービス「Salesforce Einstein」のチームと、Benioff Ocean Initiativeなどが共同で取り組むプロジェクト「SharkEye」がスタートした。このプロジェクトは、UCSBの海洋生物学者がサメの移動パターンをリアルタイムかつ正確にモニタリングし、海水浴に訪れる人々の安全を守ることを目的としている。

 Benioff Ocean Initiativeのディレクターで、UCSB教授のダグラス・マコーリー氏によると、SharkEyeの価値は効率性と正確さだ。「このプロジェクトは、海で起きていることを理解するのに役立っている」とマコーリー氏は説明する。

Einstein Visionとドローンの目でサメを発見

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