金融業界では不正検知を中心に人工知能(AI)技術が使われ始め、AI技術を活用した新たな金融・決済サービスも登場しつつある。ただしAIシステムで顧客情報を扱う際のプロセスには課題が残る。
銀行やクレジットカードなどの金融業界では、ユーザーの決済履歴を学習し、決済取引の不正検知をする人工知能(AI)システムを利用する動きが活発化し始めた。近年では与信審査や顧客分析など、金融サービスでAI技術がさらに活用の領域を広げつつある。ただし与信をはじめ、金融における重要なプロセスにAIシステムを利用する場合、顧客データの処理と意思決定のプロセスの透明性をいかに確保するかが課題になる。
本資料は、IBMのAIシステム「Watson」を組み込んだ決済チャットbotや、Amazon.comの展開する「レジなし」店舗など実際の事例を基に、決済をはじめとする金融関連ビジネスへのAI技術の使い道を説明する。AIシステムで顧客情報を扱うときに、倫理的な課題を解決するための方法についても取り上げる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Metaに潰されないために残された生き残りの道は?――2025年のSNS大予測(Snapchat編)
若年層に人気のSnapchatだが、大人にはあまり浸透していない。一方で、AR(拡張現実)開...
「猛暑」「米騒動」「インバウンド」の影響は? 2024年に最も売り上げが伸びたものランキング
小売店の推定販売金額の伸びから、日用消費財の中で何が売れたのかを振り返るランキング...
Netflixコラボが止まらない 「イカゲーム」シーズン2公開で人気爆上がり必至のアプリとは?
Duolingoは言語学習アプリとNetflixの大人気ドラマを結び付けたキャンペーンを展開。屋外...