「RHEL」と「Ubuntu」をユーザビリティ、ライセンス、ドキュメントで比較する「RHEL」「Ubuntu」を比較【後編】

代表的なLinuxディストリビューションである「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)と「Ubuntu」。両者を比較する上で重要な4つのポイントのうち、残る3つのポイントを紹介しよう。

2020年01月30日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

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 「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)と「Ubuntu」。代表的な「Linuxディストリビューション」(「Linux」の配布パッケージ)である両者を比較する際のポイントとは何か。前後編を通じて取り上げる4つの比較ポイントのうち、残る3つのポイントを紹介する。

  • 比較ポイント1.命令セットアーキテクチャ(前編で紹介)
  • 比較ポイント2.ユーザビリティ
  • 比較ポイント3.ライセンス(会員限定)
  • 比較ポイント4.ドキュメント(会員限定)

比較ポイント2.ユーザビリティ

 Linuxディストリビューションを比較する際、ユーザビリティは重要なポイントだ。RHELの最新版であるバージョン8は、総合的なユーザビリティを高めるための要素を備える。新しいWebベースの管理コンソールを導入し、さまざまなサーバ管理・監視タスクを簡素化した。予測分析ソフトウェア「Red Hat Insights」は、サーバで発生する問題の検出と修正に役立つ。

 Ubuntuは学習しやすいLinuxディストリビューションとして定評がある。インストールが簡単で、コマンドラインインタフェース(CUI)よりも直感的に操作できるグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を備える。必須のデバイスドライバは自動的にインストールする。質問に答えてくれるコミュニティーが充実している点も特徴だ。

比較ポイント3.ライセンス

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