「GPU仮想化」は、データセンターの処理能力を向上させてCPUの負荷を軽減し、UXの向上に役立つ。しかし向いていない用途に導入すると、余計なコストが生じる恐れもある
物理的なGPU(グラフィックス用プロセッサ)を抽象化して論理的に分割できるようにする「GPU仮想化」の導入には、さまざまなメリットがある。例えばユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)の改善、CPU使用率の低減、リソースを大量に消費するリソース集約型アプリケーションの実行速度向上といった具合だ。IT担当者は、アプリケーションが仮想GPUを効率的かつ低コストに使用できるかどうかをあらかじめ確認しておかなければならない。そうしないと仮想GPUが頻繁にアイドル(待機)状態になり、余計な負荷が生じてしまう恐れがある。
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ハイブリッド/マルチクラウドへ移行する企業のIT環境だが、クラウド同士の連携は複雑な上に、運用も非効率になりがちだ。そこで、この問題を解消するためのハイブリッド/マルチクラウドプラットフォームを紹介する。
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