2020年04月16日 08時00分 公開
特集/連載

セキュリティ製品を統合するオープンソース言語「OpenDXL Ontology」各種セキュリティ製品が連携可能に

各社のセキュリティ製品が共通のメッセージフレームワークに準拠して情報をやりとりする。これにより各製品が自動的に連携して防御する。これを実現するのがOpenDXL Ontologyだ。

[Alex Scroxton,Computer Weekly]
iStock.com/cybrain

 Open Cybersecurity Alliance(OCA)は、断片化が進むサイバーセキュリティをオープンソースソフトウェアやプラクティスを使ってつなぎ合わせようとするサプライヤーによって結成された。そのOCAが「OpenDXL(Data Exchange Layer)Ontology」プロジェクトを公開した。このプロジェクトの目標は、共通メッセージングフレームワークを利用して多様なセキュリティツールを結び付ける新しいオープンソース言語の開発だ。

 OCAはIBM SecurityとMcAfeeの呼び掛けによって2019年秋に結成された。OCAによると、この言語を使用する全ての製品は独自の統合を行う必要がなくなるという。このミッションでは、セキュリティにおける相互運用性を高めることを主なマイルストーンに位置付けている。

 OpenDXLメッセージングフレームワークの初期開発はMcAfeeが担当した。さまざまなツール間の統合を開発して共有するために、4000を超えるサプライヤーや企業が既にこのフレームワークを利用している。

 OCAは、OpenDXL Ontologyのリリースによってセキュリティ製品間の通知、情報、操作向けに単一の共通言語を提供できるようになると話す。この言語により、一度適用すれば自動的にどこでも再利用でき、新しい製品バージョンや機能に応じて統合を更新する必要のないツールセットがユーザーに提供される。

 例えば、侵害された機器を検出するツールがあるとする。




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