2020年07月06日 08時00分 公開
特集/連載

AWSが機械学習で障害者とのコミュニケーションを支援手話のテキスト化から始まる可能性

AWSは今、機械学習を応用して障害者とのコミュニケーションを支援する取り組みを行っている。

[Aaron Tan,Computer Weekly]
iStock.com/humonia

 2019年10月、オーストラリアのメルボルンでAmazon.comの従業員がサイクリング中に人と衝突した。その従業員は助けが必要かと相手に確認しているときに、相手は耳が聞こえず口も利けず、自分の言葉が伝わっていないことに気付いた。

 コミュニケーションを支援する技術がこの2人の手元にあれば、こうした難しい状況を回避できたかもしれない。この事故を受けて仕事に取り掛かったのは、Amazon Web Services(AWS)で東南アジア向け技術部門の責任者を務めるシャーンタヌ・ダッタ氏が率いるチームだ。

 ダッタ氏のチームは、10日ほどで手話を学習した機械学習モデルを作り上げた。このモデルは、カメラで撮影した画像を使ってジェスチャーを認識し、それをテキストに変換する。耳が聞こえない人でも使えるように、音声をテキストに変換することも可能だ。

 ダッタ氏によると、この機械学習サービスとAPIはオープンにしており、音声を手話に変換するようにカスタマイズすることも可能だという。ただしその需要はまだ確認していないとして同氏は次のように話す。「少量のコードを書くだけなのでこの機械学習モデルの学習は容易だ」

 だがやるべき仕事はまだ残っている。




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