Web会議ツールは在宅勤務などのテレワークに不可欠だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴うテレワークの急速な広がりで、Web会議ツールのセキュリティが注目されつつある。主要なWeb会議ベンダーが取り組んでいるセキュリティ対策を紹介しよう。
今日の通信サービスの基本要件として、データ伝送時に加えて保存時にも暗号化を施すことが挙げられる。データ保存時の暗号化は、アカウント情報、メッセージ、通話記録など、エンドポイントが保存するWeb会議に関するさまざまな情報を暗号化する。
Web会議において暗号化の主な対象となるデータは、会議時の音声や映像だ。Web会議ツールがどのような暗号化方式を採用しているのかは、ツールのセキュリティ対策を評価する際に役立つ。
利用する技術のアップデートを管理することは、Web会議ベンダーにとって欠かせない。それらの技術にはそれぞれ固有の開発・公開サイクルがあり、アップデートにはセキュリティに関する更新が含まれることもしばしばあるからだ。そのような更新プログラムは、該当の技術を使用しているWeb会議ツールのセキュリティにとって非常に重要になる。
Web会議ツールが採用している技術の更新プログラムがどのようなサイクルで公開されるか、どのようにWeb会議ツールに反映するかを適切に管理できるベンダーが望ましい。ベンダーが更新プログラムを適切に管理するほど、Web会議ツールのセキュリティが向上する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
コネクテッドTV(CTV)広告のパフォーマンスを包括的に計測、Adjustが新サービス「CTV AdVision」を発表
1つの管理画面でCTV広告の全体的なパフォーマンスを把握可能に。
Amazonの「ブランド広告力」が調査で判明、GoogleとFacebookを圧倒する理由は?
大手ECサイトの広告媒体としての価値がますます高まっている。リテールメディアへの広告...
複雑化するマーケティング、CMOがまず着手すべきこととは?
本連載では、これからのデジタルマーケティングで継続的に成果を創出するために必要な新...