AI×データプライバシーの主な用途「データ特定」「フェデレーテッドラーニング」とは?データプライバシー管理に「AI」を生かす【第3回】

データプロフェッショナルの労力削減につながるAIデータプライバシーツールは、多くの点で企業に恩恵をもたらす。本稿ではこの技術の用途について解説する。

2021年01月14日 05時00分 公開
[George LawtonTechTarget]

 第2回「データプライバシー管理に『AI』を使うなら無視できない課題とは?」は、データへのアクセス権限を誰が所有するか、誰がそのアクセス権限を認定するかといった「データプライバシー」の管理にAI(人工知能)技術を活用する際の課題を整理した。第3回からは、AI技術を活用したデータプライバシー管理ツールの主な用途を取り上げる。主要な用途は以下の通りだ。

  1. データの特定
  2. フェデレーテッドラーニング
  3. 異常な挙動の検出(第4回で紹介)
  4. 応対の自動化(第4回で紹介)
  5. 消費者の知識の強化(第4回で紹介)

1.データの特定

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