各クラウドベンダーは、複数のSaaS間でデータを送受信するためのSaaS連携ツールを提供している。その中からAWSの「Amazon AppFlow」「Amazon EventBridge」を説明する。
複数のSaaS(Software as a Service)を利用する企業は、複数のSaaS間でデータを安全に転送し、資格情報を管理して、それぞれのSaaSが生成して保存するデータを確認できる状態にする必要がある。自社のアプリケーションをIaaS(Infrastructure as a Service)でホストする企業は、このような外部のSaaSと連携するイベントの自動処理にも取り組まなければならない。これらの用途に利用できるのが、SaaS連携ツールだ。
クラウドベンダー各社は複数のSaaSを連携させ、データを一元管理するために、SaaS連携ツールを提供している。ツールによって解決できる問題や用途、対象ユーザー企業が異なる。ソフトウェア開発者向けのツールからITの専門知識を持たないユーザー向けのツールまで多岐にわたる。前中後編にわたり、Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft、Google、サードパーティーが提供するSaaS連携ツールを紹介する。
AWSは自社のIaaSにアプリケーションをホストするユーザー企業向けに、「Amazon AppFlow」と「Amazon EventBridge」という2つのSaaS連携ツールを提供している。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...