2021年05月27日 05時00分 公開
特集/連載

仕事に不満のセキュリティリーダーが部下の燃え尽きを防ぐ“発想の転換”とは?セキュリティ担当者のメンタルヘルスを守る6つの方法【中編】

セキュリティ担当者の「燃え尽き」を防ぐためには、何をすればよいのか。具体的な施策として、プロジェクト管理の新しいアプローチと、インセンティブの扱い方のこつを解説する。

[Nabil Hannan,TechTarget]

 企業を狙ったサイバー攻撃が拡大し、セキュリティ担当者には過剰な業務負荷が掛かっている。過労による「燃え尽き」を防ぐにはどうすればいいのか。前編「『燃え尽き社員』を生まないリーダーの心得は? まずは新入社員の意欲に応える」に続き、中編となる本稿はプロジェクトマネジャーに期待される新たな役割、インセンティブの取り扱いに関する注意点について紹介する。

3. プロジェクトマネジャーの役割を新たな視線で捉える

 セキュリティ対策におけるプロジェクト管理業務は、今後も決してなくなることはないだろう。円滑なワークフローを実現し、顧客との効率的なコミュニケーションを図るためにプロジェクト管理は不可欠だ。

 とはいえ、プロジェクトマネジャーは大半の人にとって、理想のキャリアパスとは言えない。会議を調整したり、決まった書式に従って報告書を書いたりすることは、「本来やりたいこと」とは異なるからだ。むしろ「何かを打ち破りたい」(もちろん、倫理的なやり方で)と望んでいる場合すらある。部下の燃え尽きを防ぐことが目標ならば、リーダーはこうした人材の能力を最大限に引き出し、プロジェクト管理だけでなく技術的な業務で高い価値を創出できる環境を整える必要がある。

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