2021年05月06日 05時00分 公開
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心を守るメンタルヘルス支援策「あるのに使われない」問題 解消する方法とは?「メンタルヘルスケア」5つの方法【後編】

企業がどれだけ素晴らしいメンタルヘルス支援策を用意しても、従業員に知られず、使われなければ意味がない。従業員に利用してもらうには何をすればよいのか。

[Jeanne Meister,TechTarget]

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 前回「社員の『心の健康』を守る方法とは? まずは『今どんな気持ちか』を理解しよう」は、企業が従業員のメンタルヘルスを健全に保つための5つの方法のうち、2つを紹介した。本稿は残る3つの方法を紹介する。

方法3.メンタルヘルスケアを企業文化にする

 人事部門がどれほど良い健康福祉プログラムを作ったとしても、企業がそれを企業文化に組み込んでいなければ、企業や従業員に永続的な影響を与えることはない。「企業は全ての業務にメンタルヘルスケアの要素を組み込む必要がある」と、メンタルヘルスケアサービスを提供するLyra Healthの臨床心理士ジョー・グラッソ氏は語る。特にリーダーと従業員とのコミュニケーションや新入社員のオンボーディングプログラム、リーダーシップ開発トレーニング、従業員リソースグループ(ERG、注)プログラムなどには、メンタルヘルスケアを優先的に組み込む。

※注:人種や性別など特定の同じ属性を持つ従業員のグループ。組織の中で部門を横断して構成される。

 従業員が自分で自分の健康を管理する「セルフケア」は、メンタルヘルスケアの重要な要素だ。ビジネスリーダーと人事リーダーは、従業員とその上司に対し、燃え尽き症候群の兆候とセルフケアの実践方法を教えるコミュニケーションプログラムの作成に取り組むとよい。セルフケアについては、企業は従業員の現状を把握し、ウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)の維持・向上に役立つサービスとプログラムを提供することから始める。

方法4.メンタルヘルス支援策の「知られず、使われない」をなくす

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