新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、企業がテレワークを推進するきっかけとなった。そうした状況下で、ゲーマー向けボイスチャットツールの「Discord」やビジネスチャットツールの「Slack」といったコミュニケーションツールをテレワークに生かす動きも広がった。こうしたコミュニケーションツールを悪用する攻撃について、Cisco Systemsのセキュリティ研究機関Cisco Talosは調査を実施し、2021年4月に報告書を公開した。
DiscordやSlackをはじめ幾つかのコミュニケーションツールは、エンドユーザーがアップロードしたファイルを、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)でホスティングするファイル共有機能を持つ。このファイル共有機能を攻撃者は悪用する。
今回のCisco Talosの調査について、Discord運営元であるDiscord社の広報担当者は「積極的な脅威スキャンと受動的な報告を組み合わせてマルウェアを検出しているが、それで十分とは限らない」と話す。
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...
ネトフリ「広告付きプラン」は誰得? 業界関係者の反応は……
広告モデルへの一部移行がうわさされるNetflix。新たなプランが増えることで視聴者と広告...
変革ビジョンはなぜ形骸化してしまうのか?――調査が明かした経営層と現場の社員のギャップ
掛け声ばかり勇ましくて実際の取組みは遅々として進まない――。DXに関して同じ悩みを抱...