「Discord」と「Slack」は悪用を防ぐために何をしているのか?狙われるコミュニケーションツール【後編】

テレワークで欠かせない存在となった、「Discord」「Slack」などのコミュニケーションツール。運営元のベンダーはそれらを悪用する攻撃をどう捉え、どう対処しようとしているのか。脅威から身を守る方法とは。

2021年06月02日 05時00分 公開
[Arielle WaldmanTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、企業がテレワークを推進するきっかけとなった。そうした状況下で、ゲーマー向けボイスチャットツールの「Discord」やビジネスチャットツールの「Slack」といったコミュニケーションツールをテレワークに生かす動きも広がった。こうしたコミュニケーションツールを悪用する攻撃について、Cisco Systemsのセキュリティ研究機関Cisco Talosは調査を実施し、2021年4月に報告書を公開した。

DiscordやSlackは悪用にどう対処しているのか

ITmedia マーケティング新着記事

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...

news171.png

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...

news148.jpg

CNN幹部が語る、メディアビジネスにとってのAIのリスクと機会
生成AIがコンテンツを量産し、真偽の明らかでない情報があふれかえる中、メディアの価値...