「Python」ソースコードを実行可能ファイルに変換する開発ツール「PyInstaller」が、サイバー犯罪者のマルウェア開発を容易にする可能性があると専門家は指摘する。それはどういうことなのか。
最新の研究によると、プログラミング言語「Python」向け開発ツールとして広く普及している「PyInstaller」は、強力なマルウェア開発ツールとなる恐れがある。PyInstallerは、開発者がPythonで記述したソースコードを、各種OS向けの実行可能ファイルに変換するパッケージツールだ。
「PyInstallerはペイロード(マルウェアの実行を可能にするプログラム)の開発に使用できる」。ギリシャのピレウス大学(University of Piraeus)の研究チームは、2021年5月初めに発表した研究論文でこう述べた。PyInstallerで開発可能なペイロードは、主要なマルウェア対策ツールのスキャンを擦り抜け、悪意ある動作を実行することが可能だという。
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