企業が「セルフサービスツール」を改善したくなる4つの原動力とは「セルフサービスツール」を改善する方法【前編】

インターネットで製品の情報を集める消費者に、企業はどのように情報を提供すればよいか。その方法の1つに「セルフサービスツール」がある。セルフサービスツールをより使いやすく改善する方法を説明する。

2021年07月08日 05時00分 公開
[Robin GareissTechTarget]

関連キーワード

顧客満足


 消費者がインターネットで見つかるデータを製品購入の参考にすることは、珍しくなくなった。今後近いうちに、企業と顧客とのやりとりの半数以上が「セルフサービスポータル」を通したものになるとしても驚きではない。セルフサービスポータルとは、企業が顧客に向けて、製品購入の検討に役立つ情報をまとめたWebサイトのことだ。

 企業のカスタマーエクスペリエンス(CX:顧客経験価値)部門のリーダーは、顧客がセルフサービスポータルなどのセルフサービスツールの利用でメリットを得られるようにする必要がある。まずできることは、ユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)の向上だ。人工知能(AI)技術や音声アシスタントなどの導入が、その手段となり得る。

 本連載は、ビジネスリーダーがセルフサービスツールを改善するための方法を紹介する。

方法1.改善の4つの原動力を知る

ITmedia マーケティング新着記事

news106.jpg

広告収入稼ぎの低品質サイト「MFA」を排除するため、マーケターにできることとは?
MFA(Made For Advertising)サイトの本質的な問題点とは何か。マーケターはMFA排除のた...

news036.jpg

“なんちゃってマック”で「チキンビッグマック」体験etc. 米マクドナルドのマルチチャネル過ぎるキャンペーン
McDonald’sは米国での「チキンビッグマック」新発売に当たり、若年層とのつながりを強化...

news012.jpg

これからのB2Bマーケティングに必須の「MOps」の役割とは? 旭化成エレクトロニクスに聞く
市場環境が刻々と変化する中で、顧客ニーズを捉えるために新しいマーケティング手法やツ...