従業員の「Web会議疲れ」を課題視する企業がある。Web会議疲れを解消するためには、まず従業員がWeb会議の何に疲れているのかを把握する必要がある。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)のさなか、Web会議の需要が急拡大し、企業の導入が進んだ。しかし2021年度はWeb会議の利用回数が下降に転じる可能性がある。
2020年度に企業は、テレワークチームの生産性を確保したり、テレワーク時でも企業文化を育んだりするために、いかにWeb会議が有用かを学んだ。ただし没入感のあるWeb会議は従業員の疲労につながる可能性がある。従業員が燃え尽き症候群に陥るのを防ぐために、Web会議を減らそうとするのも一理ある。しかし単純に回数を減らすのでなく、Web会議を「どのように実施するか」を検討する方が建設的だ。
従業員の疲労感などの問題を生んでいるのは、Web会議ツールの品質ではなく企業によるWeb会議の使い方にある。企業は、従業員がWeb会議からメリットを得られるように教育プログラムや戦略を立案したり、Web会議の効果を損なう問題点を解決したりする方法を考える必要がある。
企業が従業員のエンゲージメントを高め、「Web会議疲れ」を減らすために検討すべき3つのステップを紹介する。
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