2021年07月13日 05時00分 公開
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成功の鍵は「ガバナンス」 6つのポイントを守ればデータ活用は失敗しない?「成功する」ビッグデータ活用の取説【後編】

セキュリティとプライバシーの問題がビッグデータ活用の障壁になる可能性がある。これらを解決するための鍵を握るのがデータガバナンスだ。どうすればビッグデータ活用を成功させることができるのだろうか。

[Mary K. Pratt,TechTarget]

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 中編「『何を集めるか』がデータ活用の成否を分ける 9割の企業が悩む意外な要素は?」に続き、本稿はビッグデータ活用に当たって考慮すべきプライバシーとセキュリティの問題に加え、専門家が提案するビッグデータ収集のベストプラクティスを紹介する。

ビッグデータのプライバシーとセキュリティの問題

 企業はビッグデータ活用を進める際、セキュリティとプライバシーに関連する課題を解決する必要がある。そのために、専門家は強力なデータガバナンスの仕組みを構築することが必要だと指摘する。データ統合ソフトウェアベンダーTalendでグローバルソリューションエンジニアリング部門のバイスプレジデントを務めるクリストフ・アントワンヌ氏は、次のように話す。「データにアクセスすることの妨げにはならず、データを適切に保護するデータガバナンスが欠かせない」

 データガバナンスの仕組みを構築する際は、データの収集や保存、活用の方法を指示することに加えて、以下の点を確実に実施するように配慮する必要がある。

  • 規制の対象となるデータや、取り扱いに注意が必要なデータを特定する
  • 厳重に管理すべきデータへの不正アクセスを防ぐための制御
  • データへのアクセスをチェックする監査機能
  • データガバナンスのルールを明記した資料の作成

 こうした点は、データのセキュリティを確保し、規制を順守するのに役立つ。専門家はこれらを確実に実施することで、データの信頼性を高めて本格的なデータ活用の土台を築くことができると説明する。

専門家お墨付き、データ活用を成功させる6つのポイント

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