中編「『何を集めるか』がデータ活用の成否を分ける 9割の企業が悩む意外な要素は?」に続き、本稿はビッグデータ活用に当たって考慮すべきプライバシーとセキュリティの問題に加え、専門家が提案するビッグデータ収集のベストプラクティスを紹介する。
企業はビッグデータ活用を進める際、セキュリティとプライバシーに関連する課題を解決する必要がある。そのために、専門家は強力なデータガバナンスの仕組みを構築することが必要だと指摘する。データ統合ソフトウェアベンダーTalendでグローバルソリューションエンジニアリング部門のバイスプレジデントを務めるクリストフ・アントワンヌ氏は、次のように話す。「データにアクセスすることの妨げにはならず、データを適切に保護するデータガバナンスが欠かせない」
データガバナンスの仕組みを構築する際は、データの収集や保存、活用の方法を指示することに加えて、以下の点を確実に実施するように配慮する必要がある。
こうした点は、データのセキュリティを確保し、規制を順守するのに役立つ。専門家はこれらを確実に実施することで、データの信頼性を高めて本格的なデータ活用の土台を築くことができると説明する。
「運用型クリエイティブ」とは何か?
マーケティング施策としてのクリエイティブ改善に取り組むべき理由とは何か。クリエイテ...
「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」 前年比5.2ポイント増加し61.5%に――博報堂調査
コロナ禍も約2年が経過し、マスク生活やテレワークなど新しい暮らしや仕事のスタイルがす...
Netflixはこれからどう稼ぐつもり?
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...