航空会社の顧客情報450万人分が漏えい 「SITA」攻撃で何が起きたのか?Air Indiaの大規模なデータ流出の教訓

SITA(国際航空情報通信機構)がサイバー攻撃を受け、航空会社に影響が広がっている。Air Indiaは450万人の顧客情報が流出したことを発表した。今回の事件から企業が学ぶべきことは何か。

2021年08月25日 05時00分 公開
[Alex ScroxtonTechTarget]

 航空会社にITサービスを提供する多国籍企業、SITA(国際航空情報通信機構)は2021年3月、同社サービス運営用サーバがサイバー攻撃を受け、ユーザー企業のデータが流出したことを発表した。被害を受けた航空会社の一つがAir India(エア・インディア)だ。Air Indiaは2021年5月、SITAへの攻撃によって、約450万人の顧客情報が漏えいしたと発表した。漏えいしたのは、2011年から2021年にかけてAir Indiaを利用した顧客の情報だ。

 SITAへの攻撃によりAir India以外にも、数社の航空会社で顧客情報が流出した。現時点で被害が報告されているのは、Singapore Airlines(シンガポール航空)やFinnair(フィンエアー)、Jeju Air(チェジュ航空)、Malaysia Airlines(マレーシア航空)など。

Air India「個人情報450万人漏えい」の実態とは

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