SITA(国際航空情報通信機構)がサイバー攻撃を受け、航空会社に影響が広がっている。Air Indiaは450万人の顧客情報が流出したことを発表した。今回の事件から企業が学ぶべきことは何か。
航空会社にITサービスを提供する多国籍企業、SITA(国際航空情報通信機構)は2021年3月、同社サービス運営用サーバがサイバー攻撃を受け、ユーザー企業のデータが流出したことを発表した。被害を受けた航空会社の一つがAir India(エア・インディア)だ。Air Indiaは2021年5月、SITAへの攻撃によって、約450万人の顧客情報が漏えいしたと発表した。漏えいしたのは、2011年から2021年にかけてAir Indiaを利用した顧客の情報だ。
SITAへの攻撃によりAir India以外にも、数社の航空会社で顧客情報が流出した。現時点で被害が報告されているのは、Singapore Airlines(シンガポール航空)やFinnair(フィンエアー)、Jeju Air(チェジュ航空)、Malaysia Airlines(マレーシア航空)など。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「猛暑」「米騒動」「インバウンド」の影響は? 2024年に最も売り上げが伸びたものランキング
小売店の推定販売金額の伸びから、日用消費財の中で何が売れたのかを振り返るランキング...
Netflixコラボが止まらない 「イカゲーム」シーズン2公開で人気爆上がり必至のアプリとは?
Duolingoは言語学習アプリとNetflixの大人気ドラマを結び付けたキャンペーンを展開。屋外...
Yahoo!広告における脱デモグラフィックの配信・分析を実現 電通が「DESIRE Targeting」を提供開始
電通の消費者研究プロジェクトチームは、消費者を理解し、Yahoo!広告の配信や分析を実施...