鳥取県立中央病院はオンライン診療システムを導入し、主治医の判断のもと小児患者にオンライン診療を提供する。システム導入の目的は。
鳥取県立中央病院は小児患者を対象に、カラダメディカのオンライン診療システム「CARADA オンライン診療」を利用したオンライン診療を2022年4月から提供する。
CARADA オンライン診療は直感的なユーザーインタフェース(UI)が特徴。患者はPCやスマートフォン、タブレットを使って、医師の診療や薬剤師による服薬指導を受けられる。予約から診療、クレジットカードによる医療費の支払い、処方薬の配送手続きまで、オンラインのやりとりだけで完結できるようになる。
鳥取県立中央病院は、症状が落ち着いている食物アレルギーやてんかんの疾患などを持つ小児患者を対象に、主治医の判断のもとでオンライン診療を提供する。経過観察や薬の処方に伴う定期的な通院の一部をオンライン診療に切り替えられるようにすることで、通院に対する身体的・精神的負担を軽減し、患者が安心して診察を受けられる環境を整備することが狙いだ。院長の廣岡保明氏は「通院の物理的負担軽減だけでなく、コロナ禍で病院に通院するという精神的な負担の軽減にもつながると考えています」と述べる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
遠隔医療体制を構築する際は、患者や通常業務への影響を押さえながら進める必要がある。パンデミック下で一斉に遠隔医療体制を構築した2つの医療機関の例を紹介する。
オーストラリアでは処方箋の完全電子化が一般化しているが、制度確立までの道のりは平たんではなかった。完全電子化を阻んだ課題とその解決策とは。
コロナ禍を契機に、湾岸諸国では「デジタルヘルスケア」への移行が加速している。湾岸諸国におけるデジタルヘルスケア産業の重点投資分野とは。デジタルヘルスケア推進の”壁”とその対処法についても紹介する。
医療機関は膨大なデータを扱い、そのデータに基づいて重要な決定を下す場合がある。一方、データの質は低くなりがちだ。それはなぜか。データの品質を改善させるために必要な方策と併せて紹介する。
英国の国民保健サービスでイングランド地域を管轄するNHS Englandが、医療サービス向けの新データ基盤を構築している。この計画に英国市民団体が“待った”をかけたという。なぜなのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...