ファイルやフォルダにパーミッションを指定するコマンド「chmod」を使う際には、一般的には3桁の数字を使う。それぞれの桁にはどのような意味があるのか。
「Linux」を含む「UNIX」系システムには、ファイルやフォルダにパーミッション(ユーザーグループ別の利用権限)を設定するためのコマンド「chmod」がある。chmodによるパーミッション設定では、「764」「777」といった3桁の数値を用いることが一般的だ。数値のそれぞれの桁で、ファイルやフォルダに設定する3種類のパーミッションを指定する。
各桁は、それぞれどのような意味を持つのか。簡単に説明すると
といった具合だ。例えばあるフォルダに「764」のパーミッションが設定されている場合、
というパーミッション内容になる。764は「nginx」などのWebサーバで利用するアップロード用フォルダによく割り当てられるパーミッションだ。
764というパーミッションは、より詳細には以下のように解釈できる。
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記事掲載当初、タイトルおよび本文の一部でパーミッションを「762」と記載していましたが、正しくは「764」です。おわびして訂正します。タイトルおよび本文は修正済みです。
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